自動車と射出成形に関する資料を用意しました
「自動車業界と射出成形」のダウンロード資料

『急速に進みそうな車のEV化と射出成形の対応』セミナーの資料をご用意いたしました。ダウンロードしてご活用ください。

自動車のEV化と射出成形のダウンロード資料

『急速に進みそうな車のEV化と射出成形の対応』セミナーの資料をご用意いたしました。ダウンロードしてご活用ください。

自動車業界と射出成形の課題解決
自動車業界における射出成形部品の様々な課題に、株式会社ハーモが貢献できる資料、コンテンツ、動画、Webセミナーを1つのページにまとめてご用意しました。自動車業界の射出成形部品における課題解決にお役立てください。


IATF16949とは
2016年IATF(International Automotive Task Force)はグローバリズムの進展と複雑化するサプライチェーン等の環境変化を加味し、従来のISO/TS16949に替わり、自動車業界における顧客志向のプロセスアプローチに基付くシステムの構築と運用及び、内部監査の方法を定めた規格としてIATF16949を発行しました。
新規格『IATF16949』の特徴
目的は「不適合(ムダ)の予防と、製造工程のバラツキの低減」
不適合の検出を目的とするのではなく、不適合(ムダ)の予防と、製造工程のバラツキの低減を目的としています。
各自動車メーカーのサプライチェーンにおいては、ビジネス上の要求事項として定められていることから、現在自動車関連のお仕事をされている射出成形加工業者様はもとより、これから自動車関連の射出成形分野へ進出されようとしている、射出成形加工業者様にとって、必須の取組み課題となりそうです。
射出成形加工業者様に求められる新たな規格認証
IATF16949の取得事例:A社様
精密電子部品を成形されているA社様では、独自の精密成形技術を活用しEV(電気自動車)へ搭載する電池部品を成形をされています。
取引先は電子部品・家電を事業領域とされていますが、最終顧客が自動車メーカーであることから、IATF16949に準拠するため、規格を認証取得されました。
IATF16949の取得事例:B社様
スマホ用光学部品を成形されるB社様では、光学成形技術を活用し、車載用カメラモジュールの生産を開始されました。B社様もA社様と同様、最終顧客が自動車メーカーであることから、IATF16949を認証取得されました。
今後も想定されるIATF16949の必要性
今後、自動車のEV化や、自動運転技術の進展により、異業種から自動車産業へ事業ドメインをシフトする射出成形加工業者様が増えるかもしれません。
IATF16949のムダ・バラツキと射出成形
規格で要求されるムダ・バラツキを射出成形で想定
射出成形で想定されるムダ
- 不適合品のムダ
- 樹脂のムダ
- 電気のムダ
- 工程や段取りのムダ
射出成形で想定されるバラツキ
- 製品寸法のバラツキ
- 製品外観品質のバラツキ
- 製品強度のバラツキ
- 4M変動によるバラツキ
ヒューマンエラーなどのムダやバラツキは改善が難しい
上記のような、ムダやバラツキはマニュアルや手順書の徹底、教育訓練等で未然に防止することはできるかもしれません。
しかし、ヒューマンエラーや、今まで気付かない要因から発生するムダやバラツキは、なかなか改善することができません。
ムダの予防・バラツキ低減とトータルリンク
ヒューマンエラーの解消

成形機1台には、多種の周辺機器が存在します。
ヒューマンエラーによる、周辺機器の起動忘れや、設定温度間違え等は、ムダな不適合品を出してしまったり、段取り時間のムダに繋がります。
ハーモのトータルリンク
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各周辺機器と取り出しロボットを繋げるシステムがハーモのトータルリンクです。
周辺機器の自動設定・自動起動・自動停止を一括で

- あらかじめ設定された時間に
- 決められた周辺機器条件を
- 自動設定、自動起動、自動停止
予め設定された時間に決められた周辺機器条件を、「自動設定」「自動起動」「自動停止」を一括ですることができます。これにより、規格で要求される不適合(ムダ)の予防を防止する事が出来ます。
不良かもしれない製品を取り出しロボットが自動選別

成形中に気付かずに流出してしまう不良品は、成形中の周辺機器の故障や、気付かない瞬間停電による周辺機器の停止が原因かもしれません。
- 成形中の周辺機器をロボットが監視
- 故障や停止を確認したら、取出しロボットが製品を自動選別
- 周辺機の異常をアラート
トータルリンクでは、成形中、各周辺機器が正常に作動しているかをロボットが監視します。万一、周辺機器の故障や停止を確認すると、取出しロボットが製品を自動選別し、異常を知らせてくれます。
このため、周辺機器異常による製品寸法のバラツキ・外観不良のバラツキ・製品強度のバラツキを低減させることができます。
周辺機器のデータを蓄積・出力設備異常の原因を追跡可能

- 射出成形周辺機器の稼働状況を一括モニタリング
- ロボット、周辺機器の異常履歴を100件まで表示
- 異常履歴を時系列で表示
周辺機器が正常に動作していたかどうかを後からトレースできるため、内部監査の対応も可能となります。
成形終了時にムダに樹脂を捨てない
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成形終了後、次の製品を成形するために行う「余剰材料のパージ」。
作業者はシングル段取りを意識するあまり、ミニホッパー内に残った余情材をパージして捨ててしまう。こんなことが意外と成形現場では起こっていたりします。
- 予め設定された成形数量
- 予め設定された成形終了時間
- 必要最小限の樹脂供給をコントロール
トータルリンクでは、予め設定された「成形数量」「成形終了時」に合わせ、必要最小限の樹脂供給を行うことができます。これにより、捨てる樹脂のムダを大きく削減でき、原価低減と共に成形終了時の作業工程のムダを予防できます。
ハーモのトータルリンク

射出成形で「無駄を無くしたい」「品質を改善したい」「コストを抑えたい」
ハーモの「トータルリンクシステム」はそんな悩みにお応えします。
IATF16949が要求するムダの予防とバラツキ低減にはトータルリンクがお役に立てるかもしれません。

トータルリンクのダウンロード資料をご活用ください。
こんな課題を抱える企業様におすすめです。
- 射出成形の設定に手間がかかる(射出成形機オペレーター様)
- 設備がトラブル停止していても気付きにくい(生産ライン管理者様)
- 成形品のトレーサビリティが確保できない(品質管理者様)
- 成形品質が作業員のスキルに左右される(工場責任者様)
- 現場の人手不足で頭が痛い(経営者様)

自動車業界と射出成形をテーマにしたWebセミナー
2月22日(水)11時 開催
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2月22日(水)11時00分にハーモウェブセミナー『急速に進みそうな車のEV化と射出成形の対応』を開催しました。EV化の今後の動向と規格IATF16949について分かりやすくご説明しています。ぜひご覧ください。

自動車に関連するダウンロード資料
自動車業界における射出成形部品のさまざまな課題に、株式会社ハーモが貢献できるテーマを資料にまとめました。自動車製造に関わる皆さまの課題解決のためにぜひお役立てください。
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