厚生労働省は全ての働く方が安全に働くことの出来る職場の実現を目的として、令和3年7月1日(木)~7日(水)まで、『持続可能な安全管理、未来へつなぐ安全職場』をスローガンに、全国安全週間を展開いたします。
その準備期間として、6月1日(火)~30日(水)まで、各職場における巡視やスローガンの掲示、労働安全に関する講習会の開催などの取り組みを行う予定となっています。
日々忙しくされている射出成形の現場において、改めて職場の安全に関して見直しをしてみる良い機会なのではないでしょうか?
射出成形現場の安全環境の確保のために、私たち周辺機器メーカーができること
射出成形加工業者様の職場の安全環境の確保に関して、私たち株式会社ハーモでは「ハード」「ソフト」の両面からお客様へ価値提案をさせて頂いています。
射出成形の基礎知識と課題解決については下記コンテンツをご覧ください。
射出成形とは|基礎知識と課題解決
ソフト面|安全環境の確保
産業用ロボットの安全講習
射出成形現場の持続可能な安全環境を確保することを目的として、株式会社ハーモではハーモスクールを運営しております。
射出成形加工業者さまの現場オペレーター様向けに、労働安全衛生法に基付く産業用ロボットの安全講習を定期的に開催。座学・実技講習を通じ、お客様従業員の方への教育と、射出成形の職場の環境改善のお手伝いをせて頂いております。
ハーモスクールの安全講習についてはこちらをご覧ください
ハード面|安全環境の確保
横走行型製品取出しロボットの電動化
今では当たり前となりつつある、横走行型製品取り出しロボットの電動化は
- 射出成形機へ作業者が上ることなく、各軸のストローク調整ができる
- 工具を使わずに調整作業を行える
- 一度教示を行えば迅速に再現できる
射出成形現場の安全性を格段に改善することができるようになりました。
その一方で、未だあまり進まないのが、スイングタイプロボットの電動化です。
スイングタイプロボットの電動化
横走行タイプの製品取り出しロボットに比べ、機能が単純であるスイングタイプロボットに関して、日本ではあまり安全性や生産性向上に視点が行かない傾向にあります。
しかしながら、従業員の安全確保や、労働災害の高額訴訟リスクに対し敏感なアメリカの射出成形業者様は、スイングタイプロボットも横走行型取り出しロボット同様に、安全配慮に対する価値に対価を支払う意識が高く、多くのアメリカ企業で当社EXZⅡの採用が進んでいます。
特にグローバル化が進む中、北米に製造拠点をお持ちのお客様等は、視点を変えて設備選択をする必要が有るかもしれません。
ハーモのEXZⅡについてはこちらをご覧ください
持続可能な安全管理、未来へつなぐ安全職場への価値提供
私たち株式会社ハーモでは、射出成形加工業者様の生産性向上や品質向上に関わる価値の提供のみならず、射出成形加工業者様の『持続可能な安全管理、未来へつなぐ安全職場』に関わる価値提供の視点でも、お客様へ製品やサービスをお届けしております。
課題解決のため、今から安全への取り組みを検討されてみては如何でしょうか?
ダウンロード資料をご利用ください
スイングタイプロボットと竪型射出成形機用取出ロボットのご紹介
こんな方におすすめです
- 射出成形品の取出しタイムを短縮したい
- 段取りを効率化したい
- 長く使える取出しロボットを探している
- メンテナンスが簡単な取出しロボットを探している
射出成形のお困りごとや課題について