2024年2月27日に開催したハーモウェブセミナー【省スペースでの生産性向上に貢献!新製品「縦型トラバース取出ロボット」のご紹介】の動画といただいたご質問への回答を掲載いたします。ぜひご覧ください。
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ウェブセミナー内容
- 面積生産性と省スペース化のメリット
- 縦走行タイプ変更で生産性が向上できるポイントとは?
- 省スペースでの生産性向上に貢献する「縦型トラバース取出ロボット」
- 面積生産性をアップするその他ロボットと周辺機器のご紹介
01. 面積生産性と省スペース化のメリット
(セミナー動画はこちら 2:05~)
面積生産性とは
1㎡当たり売上高(売上高/総床面積)が面積生産性です。流通業界では「スペース生産性」とも言います。
「限られたスペースの中でいかに効率よく生産を上げるか?」
「省スペースで最大限の生産性を上げる」
これらの視点は効率的な工場レイアウトに必要不可欠です。
「面積生産性」を考えてレイアウト
- 成形現場において、射出成形機だけでなく乾燥機、温調機、コンベヤ、またはストッカー、粉砕機、二次加工機が置かれることが多い
- もし新しい工場のレイアウトする場合、この「面積生産性」を考えてレイアウトすることは1㎡当たり売上高(売上高/総床面積)を考える際にとても重要です
省スペース化のメリット
- 射出成形機の配置間隔を狭くすることができる
- 工場に配置するロボットの台数を増やすことができる
- 成形機・ロボットの配置増で生産性を向上することができる
02. 縦走行タイプ変更で生産性が向上できるポイントとは?
(セミナー動画はこちら 4:00~)
- 射出成形機間の配置間隔を約2/3まで狭くできる
- 工場に配置するロボットの台数を増やせられる
- 射出成形機の横にコンベヤを一本ずつ配置していたレイアウトから、通路側に一本化されたコンベヤに変更できるため、検査やゲートカット、梱包のスペースも集約可能
- 既存の首ふりタイプロボットをトラバースタイプに載せ換える際、狭い射出成形機間の配置間隔でも縦トラバースロボットなら、成形機を移動させる必要がない
03. 省スペースでの生産性向上に貢献する「縦型トラバース取出ロボット」
(セミナー動画はこちら 6:18~)
省スペースのレイアウト例 ①
縦型トラバース取出ロボットと静電除去装置+カメラ検査+自動包装機
省スペースのレイアウト例②
縦型トラバース取出ロボットと成形品ストッカー
レイアウト例②の3台配置イメージ
セミナーでいただいたご質問
質問1:サイクルタイムが取出しネックになる可能性があるのでは?
回答:ハイサイクル成形などで1秒を争うなら別ですが、通常の成形機100トン以上の30秒以上のサイクルタイムでは、走行距離の長さが次のサイクルに影響することはないと考えます。
質問2:柱設置のため、成形機型締め端側のスペースが必要では?
回答:柱は確かに必要ですが、走行フレームを利用すれば、フレームのエンドに立てなくても、フレーム途中に立てたり、オフセットして立てるなど作業の邪魔にならない様に支柱位置のカスタマイズは可能です。
面積生産性をアップするその他ロボットと周辺機器のご紹介
(セミナー動画はこちら 12:30~)
2軸サーボ駆動スイングタイプロボット
取出タイムの速さで生産性アップに貢献
- 第二下降の位置が任意で設定可能
- 成形機の近い位置でゲートカット装置が置けるため省スペース
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2軸サーボ駆動タイプEXZⅡ-600(F)/800(F)
業界トップクラス最小床専有面積の除湿乾燥機
除湿乾燥ユニット MDRⅡシリーズ
旧タイプと比べて57%のサイズダウン
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除湿乾燥ユニット MDRⅡシリーズ(F)
コンパクトな面積と高さの自動包装機
自動包装機 LMシリーズ
製袋しながらチューブフィルムを自動包装
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自動包装機 LMシリーズ
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