限られたスペースで生産をあげる「スペース生産性」とは
生産性という言葉で、まず頭に浮かぶのは「労働生産性」ですよね。労働生産性とは「従業員1人当たり、または1時間当たりに生み出す成果」のことです。
それでは「面積生産性」という言葉をご存じでしょうか?1㎡当たり売上高(売上高/総床面積)のことで、流通業界では「スペース生産性」とも言います。
限られたスペースの中でいかに効率よく生産を上げるか?という考え方です。省スペースは効率的な工場レイアウトに重要です。
省スペース化対策のダウンロード資料
工場レイアウト改善や社内での情報共有にご活用ください。
省スペース化のメリット
- 射出成形機の配置間隔を狭くすることができる
- 工場に配置するロボットの台数を増やすことができる
- 成形機・ロボットの配置増で生産性を向上することができる
射出成形の工場は「面積生産性」を考えてレイアウト
成形現場においては、射出成形機だけでなく乾燥機や温調機、コンベヤがあります。場合によってはコンベヤの代わりにストッカーや粉砕機や二次加工機など、所狭しと置かれていますよね?
新しい工場のレイアウトを考えた場合、この「面積生産性」を考えてレイアウトすることは1㎡当たり売上高(売上高/総床面積)を考える際にとても重要なことです。
横走行タイプロボットから縦走行ロボットに移行して「面積生産性」をアップする
例えば取出ロボットでも横走行タイプロボットを、縦走行タイプロボットにすることで「面積生産性」が大きく向上します。
縦走行タイプに変更で生産性が向上できるポイント
- 射出成形機間の配置間隔を約2/3まで狭くすることが可能
- 工場に配置するロボットの台数を増やすことが可能
- 射出成形機の横にコンベヤを一本ずつ配置していたレイアウトから、通路側に一本化されたコンベヤに変更できるため、検査やゲートカット、梱包のスペースも集約可能
- 既存の首ふりタイプロボットを載せ換える際、狭い射出成形機間の配置間隔でも縦トラバースロボットなら、成形機を移動させる必要がない
面積生産性・省スペースに貢献するスイングタイプロボット
射出成形の取出工程で活躍する取り出し機は省スペースに大きく貢献します。取り出し工程の課題を解決するハーモのスイングタイプロボットを動画でご案内します。
エア駆動スイングタイプロボット”EX4シリーズ”
EX4シリーズの製品ページを見る
2軸サーボ駆動スイングタイプロボット”EXZⅡシリーズ”
EXZⅡシリーズの製品ページを見る
ダウンロード用資料をご利用ください
スイングタイプロボットと竪型射出成形機用取出ロボット
ダウンロード用資料の内容
射出成形品の取出し工程は取出しタイムを短縮することで、1ショットのサイクルタイムが大きく変わります。
サイクルタイムや段取り時間の短縮、さらに、耐久性やメンテナンス性にも着目しているハーモの取出しロボットをご紹介しています。
お気軽にお問い合わせください
このような課題をお持ちの企業様はぜひご相談ください
- 成形ラインの面積生産性を向上したい
- 射出成形品の取出しタイムを短縮したい
- 段取りを効率化したい
- 長く使える取出しロボットを探している
- メンテナンスが簡単な取出しロボットを探している
「面積生産性」をアップするハーモの射出成形周辺機器
その他、省スペースに関してはコンパクトな機体の周辺機器もお役にたちます。
業界トップクラスの最小床専有面積の除湿乾燥機
詳しくはこちらをご覧ください。
ピロー包装機に比べてコンパクトな面積と高さの『チューブ式自動包装機LMシリーズ』
詳しくはこちらをご覧ください。
面積生産性を考え、工場レイアウトをより効率的に!
それがハーモからの提案です。ハーモでは「工場レイアウトの改善」「これから新しい射出成形ラインを設計する」といった皆様のご相談にお応えしています。ぜひお気軽にご相談ください。
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