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ハーモウェブセミナーレポート『加速する人手不足に対応!実践トータルリンク13の項目』2024/10/29開催

ハーモウェブセミナーレポート『加速する人手不足に対応!実践トータルリンク13の項目』2024/10/29開催

2024年10月29日に開催したハーモウェブセミナー『加速する人手不足に対応!実践トータルリンク13の項目』の動画とセミナー内容を掲載いたします。人手不足でお悩みの企業様はぜひご覧ください。

セミナー資料をご用意しました

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ウェブセミナー内容

 

今の生産年齢人口の状況と課題13項目のカギはここ!

セミナー動画はこちらからご覧いただけます。(1:59~)

生産年齢人口の減少と課題

今後15年で16.1%以上の生産性向上が必要

厚生労働省によると日本の生産年齢人口は、2020年7508万人から2036年には6300万人へ減少すると予測されています。また、2020年の平均就業者数は6678万人で、生産年齢人口に対する就業者数の割合は、88.9%に留まります。

生産年齢人口 (1)出典:国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(平成29年推計)

就業者数の割合が同じだとすると、2036年の就業者数は5600万人となり、2020年に比べ1000万人以上減少する事が予測され、今後15年で16.1%以上の生産性向上が必要となります。

射出成形現場での人手不足が深刻化

4件の求人に対して1人しか労働者がいない

  • 生産工場の重要な労働力である外国人の技能実習生は新型コロナの影響に日本への渡航が困難である(現在入国禁止)
  • 2021年11月時点での有効求人倍率(※全業種)は全国平均で1.15
  • プラスチック製品製造工場は3~4倍

人手不足が進む中での生産性向上に必要なこと

射出成形の製造工程における “自動化・省人化” が必要

経済産業省/厚生労働省/文部科学省による『2018年版ものづくり白書「概要」』で行った製造業調査によれば、製造の現場力の維持・向上に関する課題において、「ロボットやIT、IoTの導入・活用力」や「先端技術の導入・活用力」が特に大きいという調査結果が出ています。

RPAとは

" Robotics Process Automation"
ロボットによる業務自動化 RPAのわかりやすい機能は、「これまで人が行なっていたパソコン作業・デスクワーク(表 計算、メール、期間業務システム)を自動化する」というものです。 AI、IoT、ビッグデータなどと比べ、認知度・活用率も低いRPAですが、間接部門の生産性 向上のツールとして着目され始めています。

RPAの導入メリット

  • 手作業の業務を減らせ、効率化を促進できる
  • ヒューマンエラー・作業ミスの防止
  • 業務効率化によるコスト削減
  • 時間の有効活用で、より付加価値の高い業務に注力できる
  • 夜間運転・24時間稼働に貢献できる

 

トータルリンクのポイント紹介

セミナー動画はこちらからご覧いただけます。(1:59~)

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射出成形のRPAを推進する『トータルリンク』

射出成形のRPAを推進する『トータルリンク』

トータルリンクとは?

周辺機器の「設定」「起動」「停止」を一括で管理し、射出成形の自動化・品質向上・コスト低減を実現するハーモのオリジナル製品です。

トータルリンクの役割

トータルリンクは射出成形の周辺機器と繋がり、モニタリングすることでこれまで人がチェックしていた進捗管理や監視を自動で行うことができます。

  • 周辺機器と繋がり、各機器の設定・起動を一括管理する
  • 周辺機器のモニターや監視を行う(モニタリング)
  • 成形工場全体の進捗を管理する
  • モニタリングを行い、データを元に状況に沿った適切な指示を出す
  • モニタリングを行い、データを保存し、トレーサビリティに活かす

動画でもご覧いただけます

トータルリンクの製品ページもご覧ください

ハーモ製品サイト|トータルリンク |ogp (1)製品ページを見る

 

導入事例から学ぶ「これならできる」実践例

セミナー動画はこちらからご覧いただけます。(11:01~)

段取り時間短縮不良率の削減へのご提案

周辺機器の「設定」「起動」「停止」を一括管理

  • 手作業の業務を減らせ、効率化を促進できる
  • ヒューマンエラー・作業ミスの防止
  • 業務効率化によるコスト削減
  • 時間の有効活用で、より付加価値の高い業務に注力できる
  • 夜間運転・24時間稼働に貢献できる

Before:それぞれの周辺機器を個別に設定する必要があった

Before「それぞれの周辺機器を個別に設定する必要があった」の説明画像

周辺機器によって起動タイミングが別れるため、これまで作業者は各周辺機器ごと、数回の周辺機器の設定・起動作業を行う必要があり、作業工数の削減ができませんでした。

After:周辺機器の設定値が入っていいて自動で設定・切替

After「周辺機器の設定値が入っていいて自動で設定・切替」の説明画像

トータルリンク導入後は各機器毎の温度設定や起動時間を取り出しロボットから自動で設定・起動することができるため、作業工数を大幅に削減することが可能となります。その他、このような機能で作業の負担を軽減することができます。

成形終了時、作業者の手を掛けずに周辺機器を自動で停止

TOTALLINL-3 (1)

今までは、生産終了後ロボットが運転停止したあと、すべての周辺機器の運転停止をしないといけませんでしたが、トータルリンクでは作業者の手を掛けずに周辺機器を自動で停止させることが可能です。さらに無駄な電気代も抑えることも可能。

成形終了時、ホッパーからの回収作業を不要に

」の説明画像

今までは、ロボットが停止するまで材料を無駄に供給していましたが、成形終了に併せて最小限必要な材料をホッパーに送ることで、成形終了時のホッパーからの回収作業を最小限に抑えることが可能。

成形終了時、自動冷却、エアパージで作業者の負担を軽減

「成形終了時、自動冷却、エアパージで作業者の負担を軽減」の説明画像

今まではロボット自動運転停止後、作業者が金型の冷却とエアパージを手動で行っていましたが、ロボットが温調機に冷却、パージを自動で指示することで、作業者の負担を軽減することが可能。

不良率の削減へのご提案

周辺機器の運転状況変化お知らせ機能

トータルリンク 導入前
  • 順調に稼働していると思われたが、知らない間に乾燥機がストップ
  • 成形機の停止に気づかぬまま成形してしまい、不良品が多く発生

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トータルリンク 導入後
  • 周辺機器の運転状況の変化をロボットがお知らせ
  • 不良品の発生を最小限に抑えることが可能

TOTALLINK_jidounten1_after

 

良品・不良品・要検査品自動振り分け機能

トータルリンク|射出成形機の周辺機器の設定したしきい値を外れたら

  1. アラームでお知らせして要検査品置き場へ
  2. それでも気付かない場合は不良品置き場へ
  3. 更に気付かない場合はロボットを停止
トータルリンクが可能にしたこと
  • 周辺機器の温度・水流量、異常、電源遮断、運転停止を監視し、ロボットが「要検査品」として振り分け
  • 成形を止めずに設備異常に対応し、不良率改善に貢献

省人化自動化省エネへのご提案

生産終了時周辺機器自動オフ機能

無駄な電力を消費しているケース
  • 材料交換の際に材料乾燥機の電源は切られていても、金型温度調節器の電源は入ったまま
  • 金型交換の際に金型温度調節器の電源は切られていても、材料乾燥機の電源は入ったまま
  • 材料が不要な状態でもホッパーローダーは空吸いのまま動き続けている
  • 粉砕物がない状態で粉砕機が動き続けている 等

また、成形現場においては、段取り替え作業以外にも製品の検査や梱包作業、完成品の運搬等、多くの業務があります。 業務の緊急度や優先度により、成形終了後すぐに段取り替え作業を行なえず、その間周辺機器は動き続けて、無駄に電力を消費しているケースもあります。

電力消費の削減例

1回の段取り替えで15分ロスした際の年間の電気料金例
  15分当たりの
電気消費量 
一日当たりの
段取り替え回数
月稼働日  年間
電力料金
金型温度調節器 0.53kW/h 2回 20日 5,917円
除湿乾燥機 0.52kW/h 2回 20日 5,806円
粉砕機 0.19kW/h 2回 20日 2,121円
合計 1.34kW/h 2回 20日 13,844円
1時間当たりの金型温度調節器の消費電力量
  • 2.12kW/h×23円26銭=49.3円
  • 金型温度調節器ポンプモーター
    0.74kW2P、ヒーター容量3kW、温度設定80℃、供給水25℃で計測
  • 電力料金は東京電力2023年2月15日公表平均市場価格(円1kWh当たり)を参照
1時間当たりの除湿乾燥機の消費電力量
  • 2.068kW/h× 23円26銭=48.1円
  •  除湿乾燥機ヒーター
    3kW、ブロワー1.5kW、設定温度120℃で計測
粉砕機一馬力
  • 0.75kW/h× 23円26銭=17.5円

樹脂価格高騰原料コスト低減へのご提案

材料適量輸送機能

某ユーザーの材料適量輸送効果の記録

パージだんごの説明画像|製造原価低減に貢献。ハーモのトータルリンクによる材料適量輸送

① 1233g

連続生産中に何らかのエラーで成形機停止した場合の、加熱筒+ホッパー内の残材料を廃棄した際の実例重量(※ 夜中にロボットが予定個数を終了して自然に材料が余ることと同等)

② 614g

トータルリンクによる材料調整機能を活用して材料ロス分をサンプルした実例平均残量(※ PA6で成形した場合、平均1日614gが余り、①と比べると約半分で済む)

③ 185g

連続生産中に意図的に材料供給停止させ、生産を停止した際の材料ロス分実例残量(※ 強制的に材料供給を作業者が停止させるので、最小限となる)

結果 「76,125円」のムダを防ぐ

  • ①1,223g-②614g=609g(材料ロスを防いだ平均値)
  • 609g ×25日×5台=76,125g
  • 1,000円/kgの材料の場合、「76,125円」のムダを防ぐ(1,132shot分)

省人化自動化へのご提案

金型温調機、自動冷却・自動パージ機能

ロボット自動運転停止後、金型温調機を自動冷却、自動パージする

Before

トータルリンク2-1

  • 予定個数を終了してロボットが運転停止した後、金型の冷却とエアパージを作業者が手動で行う

After

トータルリンク2-2

  • 予定個数を終了してロボットが運転停止
  • ロボットが温調機に金型の冷却とエアパージを自動で指示
  • 人手不足と省力化に貢献

 

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製造業の人手不足は全国な課題ですが、射出成形の場合、周辺機器の活用で解決できることもあります。

射出成形周辺機器の国内唯一の総合メーカーであるハーモだからこその製品群で皆様のお悩みを解決できるかもしれません。お気軽にお寄せください。

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